最近、YouTubeでテレビ番組『料理の鉄人』で活躍した初代和の鉄人、道場六三郎さんが『鉄人の台所』というチャンネルを開設したことを知りました。
放送当時も3鉄人の中で最高齢でしたが、2021年現在で御年90歳!
鉄人はメチャクチャお元気そうで、本当に嬉しいです!
『鉄人の台所』は、普段の料理の裏技が満載!
料理の鉄人では、和食の料理人なのに、フォアグラやキャビアなど使い慣れない食材もなんなく使いこなし、あらゆるジャンルの料理人を撃破した、歴代最強鉄人の呼び声も高かったお方でしたが
この『鉄人の台所』では、道場さんが旬の食材を使って、普段気軽に食べられる料理をササッと作って、ご自身で試食するという構成になってます。
視聴者がマネできるように、材料や調味料の量、ポイントなんかがテロップで流れるので、ちょっと作ってみたい!という人にもメチャクチャフレンドリーな内容になっています。
時々、小唄を唄ってみせたり、ダジャレを飛ばしたりと見ててすごく面白いです。
そして、このチャンネルのいいところ、それは「ちょっとのひと手間で見栄えや味が良くなるよ」って色んな「裏技」を披露してくれるところ。
年相応にゆっくりとした動きにはなっているものの、料理人のキャリアが随所に顔をのぞかせます。
新キャベツ炒めをパクってみる!
とりあえず、私がいつも作ってアテにしているものの、あんまりうまくいかない豚肉とキャベツ炒めもアップされていました。
豚肉とキャベツ炒めは作るんですが…
私が炒めると豚肉に火を入れようと炒めすぎ、カリカリを通り越した焼きすぎな感じになるし、キャベツはちょい焦げくらいまで火を通すのに葉脈部分が微妙に生っぽかったりするんです。
だから、案外難しい。
でも、道場さんのやり方なら結構美味しそうにできそうなので早速パクってみることにしました
材料を湯通しして、扱いやすくする
道場流の豚バラキャベツ炒めのポイントは、キャベツと豚肉の処理の方法でした。
まずは、キャベツは食べやすい大きさにざく切りに
豚肉は一枚一枚丁寧に広げます。
で、お鍋に湯をわかし、塩を入れてこの中にキャベツはしんなりして透明感が出るまで、豚肉は一枚一枚5秒ほど霜降り(肉の色が白っぽくなるくらい)になる程度に「湯通し」をします。
こうすると、豚肉がくっつかなくてすぐにほぐれる、とのこと。豚肉は火を通した後でひと口大の大きさにカットします。
こんな感じですね。
で、フライパンに油を引いて、このキャベツと豚肉をまとめて入れます。
これが、道場さんの言う通り、材料がくっつかず、材料もさっと混ざる。
しかも、あらかじめ火を通してあるので、そんなにしつこく炒め続ける必要がないんです。
で、ここで調味料ですが、道場さん曰く、塩コショウでも醤油でも美味しいということでしたが、
私は家にあっただし醤油と七味を振って、味を整えました。
お肉、分かりますかね。生のままで炒めると、こんなにふっくら炒めるの難しいと思いますが、下茹でしておくと、サッと炒めて味を絡めるだけなんで、豚肉が柔らかく仕上がりました。
キャベツも同様で、もう葉脈まで火が通ってて、非常に食べやすくなっています。
早速、本麒麟とあわせていただきます。
水が出ているように見えますが、これはだし醤油が残っているんで、キャベツから出た水ではありません。味はやっぱり、塩コショウとか、
鉄人が押してた「ふりかけ醤油」が良かったかもしれません。
夏の盛りに湯をわかすので、それなりに汗だくになりましたが、ひと手間かけた甲斐があるおいしさでしたね。
この材料を湯通しするテクニック、お手軽で効果バツグンなんでぜひ、おススメしたいです。
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