DUO3.0の読みにくい英文を解説してみる (section 15編)

スポンサーリンク
スポンサーリンク

この記事では英単語・英熟語帳のベストセラー、DUO3.0

読みにくい英文を section ごとに解説していきます。今回は section15 。

文法内容は、他の例文で紹介したりしたものもありますが、あえて「どこから読んでも分かるようにするために」文法事項に重複があることをあらかじめご了承下さい。

また、ご不明な英文に関してはリクエストがあり次第、随時解説を追加します。コメント欄からご希望の英文解説のリクエストをお願いします。

スポンサーリンク

167.To calculate the volume, multiply the length by the width by the depth.

to calculate the volume は不定詞の副詞的用法で、その中でも「~するために」と訳すタイプですね。

その後のメインの文章 multiply the length by the width by the depth.を修飾しています。

そして、この文は主語がありません。

ですから、これは命令文だと分かります。

169.This chapter will focus on the concepts of geometry.

will は未来を表すほかに、意志や意図を表す意味もあります。

例)I will do my best in my job.(新しい仕事に全力を尽くすつもりです)

否定になると、かなり強い意味になるのもポイントです。

例)  He won’t ride a roller coaster. (彼はジェットコースターにどうしても乗ろうとしない

170.Phil is much more interested in academic subjects than in practical skills.

比較の比較級を用いていますね。

比較には原級、比較級、最上級の3種類がありますが、これは比較級に当たります。

比較対象は academic subjects と practical skills で、どちらがPhilにとってより興味があるか、という物差しで測っています。

高校レベルになると、比較はやたら難しく思えるという人もいると思いますが、

中学レベルを徹底的にやると、高校レベルのイメージがつかみやすいのでおススメです。

171.”Something’s gone wrong with this microscope. I need to have it repaired.””Let me see it. Maybe I can fix it.”

Something’s の ‘s は has の略。つまりこの文は完了形です。意味は完了だと思います。

I need to have it repaired. の have は使役動詞で、続くit は this microscopeを表します。あえて文字どおりに訳せば「顕微鏡を修理される」ことを持つ必要がある、って意味ですね。

ちなみに文中の Let me see it も使役動詞で、「私が見てみるのを」許可して、という意味です。

174.Muscle tissue consists of a vast number of cells.

この文章で現在形が使われているのは、一般的な事実を表しているからです。つまり、筋肉組織がおびただしい数の細胞からなる、というのは、古今東西問わず「すべての」筋肉組織に当てはまるので、現在形を使っています。

a number of~ でも「多くの」という意味で使えますが、ここにさらに vast が加わることでさらに強い「おびただしい数の」と意味を強調できます。

【DUO3.0をやる人に参考にしてほしい記事】

DUO3.0は非常に優秀な教材ですが、使い方にコツがあります。注意点などを一つにまとめた『DUO3.0を50周してみた』という記事があるので、同書でお困りの方はぜひご参考ください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事が面白かったらTwitterリツイートやシェアボタンでの応援よろしくお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました