DUO3.0の読みにくい英文を解説してみる (section 24編)

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この記事では、DUO3.0の英文の中でも、読みにくそうなものを解説します。

今回は section 24 の英文を。コメント欄にリクエストがあれば英文を随時加筆し、記事を修正しますので、お気軽に声を掛けて下さい。

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283.Bob had intended to take her out tonight,but he had to work overtime.

カンマの前後で明確に時間差を表現するために、

Bob had intended to take her out tonightと、have 過去分詞が使われています。これは過去の過去を表す「大過去」の表現です。

また、but he had to work overtime から、have to は外部的な要因から「しなくてはいけない」意味があるので、

これがよそから命じられたもので、「仕方ねーなー…」って意図が込められていることが分かります。

286.He pretends to be enthusiastic when his boss is around.

英文法では中1から習っている「現在形」ですが、実は意外に正確に説明できる人って少ない。

法則や習慣などを表すもの、という基本的なことがらを理解すると、英語がより深く理解出来ると思います。

ここでは、彼は上司の前では熱心なフリをする癖がある、と分かります。常習犯です(笑)

この辺が動作の途中を表している現在進行形との違いが分かると思います。

例えば「私は英語を勉強しています」という文章を上げてみましょう。

これが、習慣として英語を勉強しているのであれば

I study English. になります。

一方で、リアルタイムで英語の勉強をしている、という意味ならば

I am studying English. となります。

日本語訳に引っ張られず、イメージで考えるのは、自分で文章を仕立てる時に役に立ちますよ。

292.The authorities are striving in vain to stabilize the currency.

否定文のニュアンスを持ちますが、not が使われていないという、一読しても分かりづらい文です。

The authorities are striving (in vain )to stabilize the currency.

カッコ内を外すと、当局が通貨を安定させようとした、という意味になります。

しかしながら in vain を見つけたら、あー上手くいかなかったんだ、ダメだったんだと分かります。

ポイントはやるにはやったのだが、やったことがムダだったというニュアンスになることです。

DUO3.0はネイティヴの英文を通して語いを強化できるというのが最大のポイントなんですが、文法の解説はほとんどないので、自分の英文法の知識を応用して文のイメージを掴んでいくと役に立ちます。

その他、この教材を上手に使う方法とは?をあれこれ書いた記事を集めた『DUO3.0を50周してみた』は結構人気があるので、お困りの方はぜひ参考にしてみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事が面白かったらTwitterリツイートやシェアボタンでの応援よろしくお願いいたします。

コメント

  1. itau より:

    290 のI would から続く文は、主節が省略された仮定法になるのでしょうか

    • とーちゃん とーちゃん より:

      I would never have been concerned about before は単純に大過去だと思いますよ。

      時間線からするとこの節は本文の I’ve gotten pessimistic, and I’m worried about よりも古い扱い。

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