この記事では英単語集DUO3.0の section 38 の英文で分かりにくい英文を解説していきます。
出来るだけ盲点になりそうなところを選んで説明していきます。
458. The man must be insane. He can’t distinguish vice from virtue.
must は、「〜しなければならない」の方が比較的有名な助動詞なんですが、主語と動詞、補語という構成のいわゆる『第2文型』だと「〜に違いない」を取るときがあります。
例)She must be Bobby’s sister.「彼女はボビーのお姉さんに違いない」
ちなみに、アメリカ英語だと have to も「〜に違いない」という意味で使われることがあります。
distinguish A from B は「AとBを区別する」という意味です。
コレの互換表現として、tell A from B があります。
I can’t tell one from other. (見分けがつかない)
459. The fingerprints left on the weapon correspond with the suspect’s.
left on the weapon は、分詞で、過去分詞の時は受け身の意味になります。「武器の上に残された」という意味です。on は武器の表面に付いているイメージがあるのが、お分かりになるかと。
ちなみにどこを修飾するかというと、fingerprints を修飾する形容詞句です。
また、suspect’s とアポストロフィ+s は名詞の所有格。「容疑者の」という意味です。蛇足ですがこの後ろに付くのは、fingerprints です。
460. It took us all by surprise when the noted psychologist was accused of kidnapping.
この文の主節は It took us all by surprise です。主語は it 動詞は took ですね。その後のus all が目的語です。
when 以下は主節を修飾する従属節です。
あと、kidnapping は kid と書かれていますが大人の時にも使われます。
DUO3.0の英文は、丸暗記しても便利な表現が多いのですが、覚えるなら内容をキッチリ把握した方がゼッタイに覚えやすいです。そのような「DUOをやるときに知っておくと役に立つ」コツを『DUO3.0を50周してみた』にまとめているので、これもぜひ、ご参照ください。
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