先週、「あ、俺の発音おかしい!?」と愕然として1週間。
いやぁ、この1週間、ホント愕然としっぱなしでした。
当初、音源聞いて発音はバッチリ…なんて思ってたら、まぁメチャクチャに乱れていたんだから困ったもんです。
「ふふん!ワイすいすいスラスラ音読出来てるじゃん!」などと思いあがっておりますが、おかしなイントネーションがまぁ出てくる出てくる…
『パプリカ』を歌ってるつもりが『般若心経』のイントネーション
もっとも、ここに来る前に、とっさに単語が読めなくて固まる…は一応クリアできてはいるんです。
だから、英語知らない人からすると、「スラスラ音読していて、英語できるんだろうな」と思われるかもしれません。
で、そんな方にもわかりやすく、状況を説明するのにどう言ったらいいのか?
色々考えて出てきたたとえは…
『パプリカ』を歌っているつもりだったが、イントネーションが『般若心経』だった!です。
なんとなく、変な感じ?ってするでしょう??
人が歌ったパプリカは問題なく曲を聴ける。でも、実際に歌ってみると…という音痴の人を思い浮かべてみてください。私の発音、まさにそれ!?
まぁ、もし学生の身分なら、きっとALTなんかが聞いて…
「ヘンなイントネーションだなぁ…でも、まぁ日本人ならこういう妙な発音もいるだろうし、まぁこんなモンだろ?」と見逃すか、そもそも人数が多いから触れずじまいになるんでしょうね。
ただ、こっちは自分から志願してこのプロジェクトやっているわけで…
このままじゃ、自己流のお経のようなイントネーションで話す、英語っぽいものになってしまう(´・ω・`)
日本語って英語に似ているね!
で、思い出したのが中曾根康弘元総理の話。
ロナルド・レーガン大統領と「ロン」「ヤス」で呼び合うほど親密で、アメリカ合衆国と強固な関係を築き上げた「大勲位」です。

中曾根総理の別荘でくつろぐレーガン大統領。現役の二人知ってる人って40歳超えたんだよな…と。
この人が、アメリカの番組に生出演して、日本のことについて説明しました。
放送後、局には視聴者から多くの電話が寄せられたんです。「日本語って英語に似てるんだね、( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」って。
実はその時中曾根さん、英語を話していたんです。
そんなエピソードがすーーーっと背筋を通りまして…こりゃいかんぞ、と。
自己流イントネーションにつける「薬」!リピーティングとは?
そんなわけで、自己流イントネーション修正にとりかかった私。
これには、結構便利な方法がありまして…「リピーティング」というトレーニングを使います。
リピーティングというのはですね…
例えば、音声を再生して
Have you ever felt tired even though you slept long enough?
と一文だけ再生して、いったん再生をストップ。
そんでもって、私も再生した音声をマネして
”Have you ever felt tired even though you slept long enough?”と(なるべく音源そっくりによせて)音読します。
そんでもって、次の一文を同じように再生し…とこれを繰り返す、というもの。
音声教材はもちろん、教科書のQRコードから再生する音声です。
で、この時感じたのは「ゆっくりの音声ってありがたい!!」ということでした。
昔、AFNという、アメリカ軍のラジオ放送をカセット録音して聞きまくった時、どうしても聞き取れなかったんです。早いし、何より使われている語数がけた違いに多いから…。
それに比べると、ちょっと聞きには「おっせーな!?」と思っても、聞き落すなんてことはない!まして、出てくる単語は全部知ってるわけです。
しかも、前回書いた「ガチャガチャ音」もないから、ご近所に「何しとるんだゴルァ!」とカチコミをかけられる心配もありません。
もちろん、聞き取れるのと、同じイントネーションで発音ができるのは、また別の問題なんですが、
このトレーニングはとにかく、いつもの倍近い時間がかかります。
ただ35点のイントネーションを40点→45点→50点…と直していけば、プロジェクト終わるころにはなんとか…
「日本語って英語に似てるね」と言われない程度のイントネーションは獲得できるのでは、と思います。
ああ、英語の道は「押忍」の道(´・ω・`)…
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