当ブログでは、2021年4月に改訂された新教科書を使って、英文の音読を行っています。
現在は100回を超え、まぁスムーズに朗読できるようにはなりました。
普通の生徒さんなら、まぁこのあたりでオシマイにするでしょうが…こちらはまだ5分の1しか終わっていません。
私のゴールは、500回ですから!
回数をこなす上で避けられない、マンネリと付き合う
ところで只管朗読最大の障害は「単調さ」です。
意味の分かった英文をひたすら音読して回数を重ねるというのは、想像するだけでも退屈だと思うかもしれませんが、
やってる人はさらにヒシヒシと感じると思います。
特に一番強く感じるのが、今頃の時期(回数にして100回くらい)のころ。
この頃には、発音が分からない単語はあらかた調べつくされ、実際に発音できるようにはなっているんで、一見スムーズに見えるんですが、
このあたりから、英文に慣れて「マンネリの兆候」が出てくるんです
マンネリの兆候は3つ
ところで、マンネリ感はどこによく出るか?大きく分けて3つです。
一つはスムーズに音読する、という意識がかちすぎて、「音読スピードが過度に速くなる」という現象が起こりやすいです。
二つ目は、「音読での読み間違い」です。
スピードが上がりすぎて、テキストを見て音読しているはずなのに、違う単語が「つい」混ざって、おっととと…ということが起こります。
そして、三つ目は「やけに負担感が増す」。
なーんか、やりたくねーな感が出てきます。
こういう時は、どう対処したらいいんでしょうか?
わざと音読スピードを落とし、正確に発音、音読するようにする
「スピードが上がりすぎてミスが増す」なら、わざと音読スピードを落とすようにするんです。
私だったら、中学校教科書の右上にあるQRコードから
呼び出せる音声教材くらいまで、一気にスピードダウンをするわけです。
正直、今使ってるSUNSHINEの音声は「相当ゆっくり」なスピードなんで、今の音読は大体1.5倍くらいのスピードにはなってると思うんですが、
これを教材並みまで落としてみる。
そして、発音時に口腔内(口の中の舌や歯)がちゃんと発音どおりに動いているかをチェックして、リズムも間違っていないかをセルフチェックしていくわけです。
そうすると、テキトー読みになっていた発音も正せるし、一文一文をおざなりにしてダラダラ音読することが防げます。
ゆっくり読んだら「早く」終わる
こうやってゆっくり読んでたら、時間がかかると思うでしょうが、
心理的にはむしろゆっくり読んだ方が、終わった時「早く終わった」気になるのが面白いところです。
実際のところ、スピードを音声教材並みに落として時間が1.5倍かかるといっても、
雑にやると余計に面倒くさい感が増すので、丁寧にやった方が「早く終わった」気持ちになれるんです。
実は、ココからまだ変化が起こる
普通の人ならいっちょ上がり!な音読100回ですが、実は、ココから先がまだあるから、只管朗読は面白いんです。
しかし、ほぼ毎日音読をし、素材を変えることなく淡々と回数をこなすと
「またか」とゲンナリしてくるのもまた事実。
ここは、なんとしても回数を重ねて、無理やりでも突破しなきゃいけないときなんです。
なもんで、もしマンネリを感じたら、あえて基本的なレベルに落として、ちゃんとできてるかを確認するのはとても大切な事なんです。
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