ファン必読、読み応え抜群な『笑点五〇年史』

読書メモ

昨日、巣籠りに読むつもりで何冊か本を購入。

そん中の一冊が『笑点五〇年史』でした。

笑点っていえば、私にとっても「生まれた時からある番組」で物心ついたときは先代圓楽師匠が司会で…

といった形。司会も先代圓楽師匠→歌丸師匠→昇太師匠ともう3代を重ねました。

まぁ、多少は知っている番組なんで、特に面白いかどうかは検討しないで衝動買いしたわけですが、これが面白くてね。今回ブログに書こうと思った次第です。

素の出演者の話が面白い!

この本は、歌丸さんが勇退されて、終身名誉司会となったころに出版されたもの。

それなんで、現在の出演メンバーのインタビューが全部入っています。

その中で、やはり私が気になるのは「黄色の人」林家木久扇師匠。

笑点では問題を忘れたり、答えを忘れたり、ダジャレを連発するおバカキャラを担当していますが

以前、伊集院光さんのラジオ番組に出演した時に話を聞いてみると、ビックリするくらい博識で頭がいい。落語も師匠の声帯模写が笑える『彦六伝』など、とにかく面白いんです。

この本でもその「頭の良さ」を感じさせる内容になっていて、やっぱり本当にバカじゃバカになりきれないんだな、と思いました。

出演者のインタビューはみんな、面白い。

司会の春風亭昇太師匠から、三遊亭小遊三師匠、三遊亭好楽師匠、三遊亭円楽師匠、林家たい平師匠、そして新人の林家三平師匠も、新加入での決意を語っています。

また、座布団運びの山田隆夫さんも、たっぷり5ページのインタビューが採録されています。

出演者それぞれが「笑点とは」という独特の世界観を持っていて、それぞれが個性を発揮することで、あの長寿番組が成り立ってきたんだなと強く感じました。

え、あの人も笑点に出てたの!?

今回、特に面白いと思ったのは、歴代の出演者を全部入れてあるところ。

笑点は、初代司会者の立川談志師匠のブラックユーモア路線に反発して初代出演者が一斉降板するという事件がありました。

その次の週から談志師匠の集めたメンバーで番組を継続するのですが、視聴率が低迷。

局側は談志師匠を降板させ、元のメンバーを呼び戻して番組を立て直した、

そんなエピソードがあります。

Wikipediaにも載っている事件ですが、その時の「入れ替え組」も含めて、圓楽時代で出演者が固定されるまでに入った回答者はどんな噺家でどんな経歴をたどったか…

コンパクトにまとまってて、面白かったです。

意外だったのは『授業中』や『中沢家の人々』が面白い三遊亭圓歌師匠が、回答者だった時期があるということ。前田武彦さん時代の1969年、旧名の歌奴で出演してました。

↑私が、寝しなによくかける『中沢家の人々』。誰が聞いても面白い一席です。

司会でも、3代目の三波伸介さんが急逝されたとき、一回だけ愛川欽也さんがピンチヒッターだったりしたのなんて、初めて知りましたよ。

正月特番でたった一回司会を務めた愛川欽也さん

とまぁ、長年見続けている自分でも中々知らない知識が縦横無尽に収録されていて、様々な笑点関連書籍では、一っ番密度が濃いのは、この本じゃないかなぁ。

同番組を好きな方は読んでみると面白いかもしれませんよ!

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