最近、YouTubeで料理動画ばっかり見ているせいか、おススメが様々な料理チャンネルで埋め尽くされているブログ主です。
そんな中、なんと以前当ブログでも紹介した野食ハンター、茸本朗さんもYouTubeチャンネルをやってて、メチャクチャびっくりしました!
この茸本朗さん…ブログで野生動植物をゲットして美味しく食べるのがモットーで、
ブログ『野食ハンマープライス』では食べるとお尻から油が漏れる「バラムツ」を始め、ベニテングダケやハクビシンなどを美味しく料理して食べるという…
月100万PVをたたき出しております。
そんな方がYouTubeチャンネルをやっていると知ったら、見るしかないでしょ!
若干、料理路線からは外れそうだけど…
荒川のハクレン、食べちゃうの!?
まず私が、紹介したいのは…ハクレン!
このハクレン、元々中国の大型川魚で、高級食材。明治時代あたりに日本に持ち込まれて、利根川あたりで繁殖。
今では、繁殖期に川で見せるジャンプがローカルニュースのネタになるほどになりました。
ただ、このハクレン、高級食材だけに素材は美味しいはずなのですが
「川の水質をモロに影響を受ける」タイプの魚らしく…「くせー」「まずい」と評判は散々!
そんな中で「じゃ、釣って食ってやろうじゃないの!」と茸本さんが獲って、料理した顛末がこちら
さすがだなと思うのは、長年こんなことをしているだけに、臭いを処理するにはどうしたらいいのか?のノウハウがホント豊富。
で、まだ水質がマシな利根川でなく、荒川で釣ったハクレンをさばいて、臭いを飛ばすため油で揚げて、あんかけにして食べるのです。
腹をさばいて内臓を見ると、それだけでドン引きするくらい「きったね~」感が半端ないハクレンが何となく、美味しそうなあんかけに化けるのは見事!というしかありません。
そうして完成した料理をご本人が試食。肝心の味はどうだったか?それは見てのお楽しみ!
あのくっせぇ「オオマリコケムシ」食べてるし…
この、謎の物体…『探偵ナイトスクープ』でも登場した、オオマリコケムシという虫のコロニー。
林繁和さんが、そのあまりの悪臭に「おえーっ!」と悪戦苦闘しながら、散々苦心して臭みを抜いてシューマイやフライにした代物です。
これも茸本さん、ナタデココに似た食感に可能性を感じ、チャレンジ(するの!?)
徹底的な臭み抜きでポン酢で食べられるようになってます。
臭みを抜いたといっても、それなりに料理に仕上げた林さんに対し、素材の味を活かす?食べ方をするのはさすが、茸本さん。
しっかし、良くやるよな…
以前「失格」になったバラムツに再度チャレンジして、見事に返り討ち!「バラムツ失格3部作」
そして、2023年GW…
かつて、茸本さんのブログで発表されるや、内容のあまりの面白さに読者を悶絶させた、あの魚が登場!
そう、食べたらお尻から油が出る魚、バラムツ!
この魚、食べたら全身大トロで、濃厚な油の旨さがクセになると話題なんですが
この魚の油は人体では消化吸収ができないワックスエステルで、食べた油が消化管を直通して
お尻から垂れ流しになる、という。
そのため、国内流通は禁止になり。一部の釣り人が釣っちゃ、オムツを履いてこの魚を食べるという。
彼は3回に分けて、この迫真のドキュメントに挑んだわけですが…とりあえず1回目の数日後に、こんな動画がアップされまして
…チーン。
彼がこの動画で、誰もいない河原の真ん中で、淡々と「失格」の顛末を語っているんです。
このシュールさ、さすがのひと言。
しかし、さらに数日後、第3弾を目にして
「お前正気か!?」と私は目を疑うことになるわけです。
オープニングから、なんか笑わせにきてますよね。バラムツ食うだけの動画なのに。
で、今回は前回と同様700グラムのバラムツを、今度は徹底的に油を抜いて食べたらどうだ!?
というわけです。
…いや、茸本さんまだ、バラムツ持ってたの??
で、彼がやったのはワックスを油に溶かし出しちゃえ、というオイル煮と水分と油を徹底的に絞り出す味噌漬け。
さらに、食べられる珪藻土の牛乳割りを飲んで
吸収できないなら珪藻土に吸わせよう、という鉄壁の防御陣を敷きやがりました!
ヤツは本気だ!!これなら、あのバラムツの油に茸本は勝てるのか!!とワクワク…
結果は…動画見た方が楽しいんで、動画参照。
技術はすごいです
見てて思うんですが、捕まえたものを何が何でも食べてやろう、ということをずーーーーっと続けておられただけに、
「難アリ物件」ばかりの動植物を、なんとか食べられるようにするスキルがホント半端ない
もちろんですが、私ハクレンも(オオ)マリコ(ケムシ)も、ましてバラムツも食べるつもりはないんですが、マスキングの技術とか、ぬめり取りの技術とか…何かに使えそうな気がします。
でまた、そういうのを乗り越えて作り上げるものが結構美味しそうだったりするから
そこがまた、見どころだと思います。
世の中には「怖いもの見たさ」というジャンル?がありまして「嫌だいやだ」と言いながら楽しんで見ちゃう私のような人、一定数はいると思います。
そんな方におすすめですね。
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