森永卓郎・森永康平『親子ゼニ問答』を読む

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新型コロナウイルスの影響で、仕事の方が劇的に変化しています。

今日からは通勤の方法や仕事の進め方なども、大きな変化をすることになりそうです。

とはいえ、入社時は手書き原稿をFAXで送り、版下を赤字で入れて校正するといったレトロな方法から、徐々に変化はしてきたわけで、今回もあまり深刻に考えず「変化に対応しつつ今の仕事をきちんとやること」を心掛けたいと思います。

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『親子ゼニ問答』には世代差が出ている

先日読了したのは、経済アナリストの森永卓郎、康平親子の『親子ゼニ問答』でした。

森永卓郎さんは、平成で日本の年収がいち早く300万円台まで落ちることを予言した経済アナリストとして一躍注目を浴びた人物。

一方の森永康平さんは、その息子という立場もあってか、お金に対する関心が深く、父親の作った経済アナリストという肩書を使いつつ、様々な事業の顧問役もやられているそうです。

この2人の経済観がまぁ、面白い。ま反対なんです。

お父さんはリベラル的な経済観を持ち、マクロ的観点から意見を述べることが多い。外資の投資ファンドを「ハゲタカ」とよび、彼らの行う金が金を生む投資には否定的です。

一方の康平さんは、父親があまり好きじゃない投資の世界で自分のキャリアを築いてきました

投資というものを、否定をするのではなく、知ることによって役立てようという立場を取っています。

もっとも、この二人の差は、育った時代にも大いに影響があるのかもしれませんが。

森永さんの意見は典型的な「信条左翼」的なところがあります。

一方で、康平さんは育った環境から善悪の判断より前に、そのシステムを理解し、生きるすべとしてきたからということもあるのでしょう。

親子がちょうど、ゼニ観の両翼になってる

読んだところ、私は息子の康平さんの方に近いと思いました。

投資を行ったり、経済の動きを自分なりに勉強するのが好き、ということもありますし、

知らないと、かえってインチキに騙されるというのも経験しているからです。

だからといって、卓郎さんの意見もむげにはできない。

卓郎さんの「額に汗して働く」という価値観は、亡き祖父が常々言っていたことであり、ウチの父親もやはりその価値観の持ち主だったからです。

2人の意見は必ずしも一致するものばかりではないのですが、2人とも極端にとんがったことを言っているわけでもない。

同じ事象を見ても、2人のように見方がかわることって、世の中には結構ありますよね?

そして、2人の視点って読者である僕ら目線に限りなく近い。

人の金を右から左に流して、ウン十億の年俸を取るようなウォール街の住人目線でなく、

平凡で、限られたお金をどう、有効に使うか?あるいは子供にそれをどう教えていけばいいのか?という、今話したいお金の話が分かりやすく書かれていて好感が持てます。

私は、キラリと輝く解説をするのに、話にオチをつけたがる森永卓郎さん、冷静にロジックを積み上げていって明解な解説をする森永康平さんの両方のニュース解説をラジオで聞いたのですが、まぁどちらも聞いてて「なるほどな!」と思いました。

この二人の中間くらいで立ち位置を据えておけば、正直一般人は大丈夫かなと思います。

日本ではお金に関することは、ちょっとタブー視されすぎで

言ってみれば「ウブすぎ」でインチキやペテンにかかるリスクの方が、物事を知りすぎて危ない橋を渡るよりも大きいと思います。

だから、森永親子の語るゼニ問答はちょうどいいところで収まっている気がします。

気になる方はぜひご一読をおすすめします。

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