ブックオフで100円本漁りを堪能する

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3連休の中休みなんで、ふと思いついてブックオフに足を運びました。

時間に余裕ができると、たまにやるのですが一冊100円のコーナーがあり、絶版本や見たこともないものなどがあります。

そこの棚をじっくりと見ながら、本の方から「買ってみてくれ」「読んでみてくれ」と呼び掛けているようなのを、じっくりと探す時間がすごい好きです。

本は一年に7~8万タイトルが世に出ます。

言葉の端に上ってくるのはごく一部で、中には初版のみで消えていくものも少なくありません。

また、40年生きてきて気が付いたのは、子供の頃に店にあったものでも、現在は消えているものもあること。そういった「知らなかった本」「昔馴染んだ本」が見つけられるのが100円本コーナー。

もちろん、Amazonの中古本コーナー(マーケットプレイス)も便利ですが、実際に手に取って内容を見ることはできませんし、

なにより自分からチェックを入れていくなら、棚差しになっている本の背表紙を眺めていく方が自分なりの勘が働いていいんですよ。

で、2,3時間ほど背表紙を眺め、気になる本を手に取って、パラパラめくって眺め…と贅沢に本選びをしていましたら、こんなのが引っかかってきました。

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池波正太郎『むかしの味』『映画を見ると得をする』

どちらも昔よんだかな、って2冊。

最近、昔ほど本が読めなくなったなと感じて、じゃ昔読んだ本を読んでみるかと思ったら昔同様スイスイ読める、なんて体験をしまして。

特に、池波正太郎さんのエッセイは、粋で読み心地が爽やかで…ボロボロになるまで読んで「もういいだろ」と手放したものを、今回また購入。

『むかしの味』は昭和59年発行。

筆者がなじんだ思い出の味を描き出すエッセイで、これは以前紹介した『散歩の時に何か食べたくなって』よりもさらに何年か後に書かれたものらしい。

『映画を見ると得をする』は筆者の映画の見方を書いたエッセイ。昭和55年発行。

今となっては古典的なものになっちゃった作品も結構あるんだけど、こういう所で紹介されたものを「面白そうだな」見ると「ビンゴ!」ってことがあるから面白い。

山口百恵『蒼い時』

私1978年生まれで、山口百恵さんが引退されたのが1980年だから、百恵さんのことは全然記憶にない。

ただ、この本のタイトルは以前吉田豪さんが紹介していて頭の隅に引っかかっていた。

あの時の吉田豪さんの話の熱量をふと思い出し購入。知識ゼロで挑むある意味、今回の「ロマン枠」。

化けるかもしれませんね。

吉村昭『史実を追う旅』

吉村昭さんは上記の池波正太郎さんと同時代に活躍された作家さんです。

三毛別羆事件を描いた『羆嵐』や明治~昭和の大津波を描いた『三陸海岸大津波』などを読んで面白かったので。

作品から「緻密な取材をするひとのイメージ」なので、その一端がわかるかも知れない。

ちなみに、作品では書けなかった内容メインとのことで、かなり期待。

境野勝悟『超訳 菜根譚』

菜根譚自体はもう持っているけど、人に勧める時により入手しやすい、新しいものを一応読んどこうかと購入。

三笠書房の『知的生き方文庫』なんだけど、

このシリーズは古典の入門編に面白いものがある反面、ハズレはとことん大ハズレする「ホームラン60本、三振200」のバッターみたいなイメージ

著者はどうやら、この文庫で論語や般若心経、老荘思想で何冊か出版しているとのこと。

ホームランであれば、いいのだが。

岡本嗣郎『終戦のエンペラー』

前、映画見たけどこれがどうやら原作らしい。

ソコソコ面白かったけど、何となくアメリカ映画っぽかった。後で知ったが、監督がアメリカ人でなるほど、と思った記憶がある。

原作を見たら「ノンフィクション」とある。さて、原作と映画、どちらが面白いか。ちょっと期待。

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