あゝ勘違い!同じ本を二冊買っちゃう話

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私の部屋の主は当然、私のはず。

しかし、図書館を活用し、蔵書を増やさないようにしても、いつの間にやら本が増えています。

そのうち、自分のアパートに本を置いているというより、本のスペースに自分の生活スペースを確保するということもあり、ほとんど主客逆転の様相を呈してしまうのです。

そうすると、だんだん自分が何の本を手元に置いて、何を手放したかが分からなくなってくる…

起こることは「一度買った本をまた買って蔵書がダブる」という事態であります。

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売ったと思ってた本が出てきた!

まぁ、良くあるのが読み終わって手放した「と思って」いたら、実は手元に残ってたパターン。

↓の斎藤兆史『英語達人塾』は一時、英語をネイティブ並みにという壮大かつバカバカしい計画を練った際に参考にしたものでした。

まぁ、計画は頓挫して、文法書を通しで3回読む、あたりで「こりゃダメだ!」とあきらめて、その後はてっきり、ブックオフに叩き売った、そう思っていたのです。

その後、このブログで「辞書の思い出」という記事を書いている時に、そういえば「あの本に辞書を読むスゴイ先生がいたなぁ」というエピソードを思い出し

非才な自分の話を引き立てようと、この『英語達人塾』を図書館から借りて読み直してみようと思ったわけです。

ところが、どういうわけか地元の図書館には同書は収蔵されていなくて、しかし折角頭に湧いたアイデアでもあるし、一度うっぱらった「はずの」同書をお金を払って買い戻した次第です。

で、この先生が東京大学の山縣宏光教授で、

全12巻の『オックスフォード英語辞典』本体部を4,5回通読したり、英和大辞典の間違いをチェックして付箋をビッシリ入れてたりというエピソードを発見。これだこれだ!と記事に挿入したわけです。

で、先日いつものように生活スペースが圧迫されたので、在庫一掃でブックオフに処分する本を選んでいたら、なんと売ったはずの『英語達人塾』が本の山から見つかって…

あれれ…またやっちゃった!とガックシ来たわけです。

あげたつもりの本が戻ってきた

私の義妹、間もなく2人目の姪っ子を出産しますが、彼女が1人目をお腹に入れてたころ

ちょっと検査入院して経過観察する必要が出てきたことがありました。

食べ物より本がいい、ということで、自分の好きな本を差し入れたんです。

入院した義妹に本を差し入れてみた
入院している義妹に、本を差し入れてみました。堅物だと思われている私なんで、出来るだけブレ幅を思いっきり利かせて選んでみました。喜んでもらえるといいのですけど。

もともと、好きな本は手元に置いとくし、あげるつもりでチョイスして新しく買った本を渡したものもあったのですが、

これが、忘れた頃に返ってきた。

三瓶明雄さんの本は絶版で、かといって改めて買うのもなぁと思っていたのはありがたく読み直して楽しんだんですが、

『麻婆豆腐の女房』と『南の島に雪が降る』は当方の永久保存指定であり本棚にあります。新しく買ったのをあげるつもりで渡したので、本がダブる結果になりました。

これは、まぁいいかなと次の機会にブックオフに引き取っていただきましたが。もちろん、愛着のある古い方を残して。2冊とも面白い本なんで、機会があったらぜひご一読を…

昭和天皇本を買い集めてた時の失敗談

ちょうど、リメイクの『日本のいちばん長い日』が話題になってたころ、昭和天皇のというおじいちゃんに興味を持ち始め、関連本を買いあさっていた頃のお話。

その頃は、Amazonをまだ、利用してないころで、近くのブックオフをグルグル回りながら、「昭和天皇と名の付く本」を片っ端から100円で買っていました。

で、読みながらさらに買い込む…という行動を繰り返していくうちに、どんな本を読んだのかだんだん訳わかんなくなってしまい、

ついうっかり、谷部金次郎さんの『昭和天皇と鰻茶漬』の出版社違いを2冊買う、という凡ミスをしちゃいました。

絶版になった本が出版社を変えて、発行されるケースは決して珍しくなく、ちょっと注意してれば気づいたはずなのですが…

幸い、『昭和天皇と鰻茶漬』はいい本だったので大学時代の師匠がリタイヤするときのリクエストで「お金はいらないから、参加者は好きな本を一冊くれ!」という話があったので、

「最近読んだのですが、ホノボノして実に心地いい一冊でした」と感想を添えて差し上げた次第です。

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