この記事では、佐々淳行さんの著書『「危機管理・記者会見」のノウハウ』をSNSで応用出来ることを紹介します。
佐々淳行さんは、あさま山荘事件やよど号ハイジャック事件など、昭和の事件に数多く立ち会ってきた、トラブルシューティングのプロです。
ツイッターのようなSNSは顔が見えず、文字が一人歩きしやすいので、しばしば何気なく発した投稿が大炎上するケースが多く見られます。
同著は、記者会見での「炎上」を防ぐための一冊ですが、私たちもいつ自分の発言が元で、リスクを背負うケースもあるかも知れません。
そんなことにならないためにも本書の内容、特に巻末講座は熟読するのに値する一冊だと思います。
① SNSは「丸見え」だと自覚する
ツイッターや、フェイスブック、インスタグラムなどのSNSは
個人が自分の発言や投稿を共有出来る便利なツールとして急速に普及しました。
しかし未だにこの投稿が、プライベートな空間と勘違いしている人が多い気がします。だから、内輪ネタのイタズラを上げてウケを狙う人も後を絶たないのでしょう。
しかし、それは大間違い!!いくら公開を制限しようと、ネットに上げたものはいずれ漏れます。
慌てて削除しても、誰かがスクショをとったり魚拓を取られたりして拡散される危険があります。
SNSは、密室ではありません。私のイメージでは、逆マジックミラー号。自分には個室に見えても、外からは丸見え。
例えて言うなら、SNSは記者会見の席と同じと自覚すべきでしょうね。
記者には、あなたに共感している人、好感を持っている人ばかりではありません。
あなたに疑惑を持って、話の穴を探す人、さらには足を引っ張ってやろうと手ぐすね引いてる人も山といることを、覚えておくべきでしょう。
② 嘘、知ったかぶりは突っ込まれる
ツィッターでは、時折根拠のないツイートが出ては、別口からツッコミを受けて失笑を買う人が(有名な人でも)います。
表現の自由とは言いますが、自由には責任が伴うことが当然です。
失笑されるならまだ自業自得ですが、時には、人に対する誹謗中傷として、名誉毀損に当たることも珍しくありません。
先日もないことないことをテレビやラジオで話してた石●純一さんは、
仕事が減ったとボヤいてましたが、SNSだから、とか、個人だからとかでその責めが小さくなることはありません。社会的な責任を問われます。
失職、内定取消、損害賠償、名誉毀損、その他もろもろです。それを防ぐためには、まず「嘘は書かない」ことです。
嘘とは、「根拠のないこと」とも言い換えられます。そんなに難しいことはないと思います。
また、知ったかぶりは禁物。ネットは広いですから、その道に詳しい人から速攻で指摘が入ります。
また時として、他の人のミスリードに使われ、そこが炎上した時に巻き添えを食らう可能性があります。知らないことは「知らない」とハッキリ言うのが賢明でしょう。
③ 間違いは速やかに謝罪、訂正する
実生活でも相手を傷つけちゃった時は、まず謝罪というのが当然です。
その後しかるべき訂正なり、補償が必要なのは論を待ちません。
ネットも同じです。間違ってたら「間違ってました」とさっさと頭を下げるといいかと。
変な言い訳は、火に油を注ぐようなもの。ましてその言い訳が嘘だと分かったらますます「怪しい」となり、痛くない腹まで探られます。
それを防ぐためには、この人は間違ったら素直に謝る、ウソをつかないという信頼を持ってもらうことが何よりも大きいことだと思います。
また、基本そういう措置は早いほどいい。遅くなれば遅くなるほど、どんどん勢いが増して、手がつけられなくなります。
まとめ
① SNSはプライベートではなく、あくまで公的空間。しかも記者会見場みたいに色んな人が出入りしていると思うべし。
② 嘘やデマ、根拠のないこと、知ったかぶりを書かない。
③ 自分の間違いは素直に謝罪して、訂正する。時間をおくほど、被害は広がるので注意。
参考図書
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