英文法は中学生レベル+αで大体足りる

英語

この投稿では、社会人が英語をやる時に避けて通れない「文法」の勉強について書きます。

学生時代の経験で「文法は細かなルールの隅々まで覚えなきゃいけない!」という悩みを持つ方が多いのではないでしょうか?

しかし、シンプルな中学生レベルを深く理解すると、使える文法力を手に入れることはそんなに難しいものではありません。

中学校の英文法で、英語全体をどう捉えればいいのかが分かるようになりますよ。

FORESTを学び直す

最近では英文法はあまり単独でやらなくなったが、以前は割と文法の穴が気になって、二十代の時、1年ほど英文法の個人レッスンを受けたことがあります。

教材は学習参考書として定評のあるFORESTで、これを文字通り、頭から終いまで一年かけて勉強しました。

その後、独習で2、3回通読しました。

愛着が湧いたので、この本は今でも手元に置いて英文を読む時に調べるために使っています。

でも、かなりのエネルギーをかけて読み通したFORESTですが、この本を必死でやった事で何かを得られたか、というとちょっと微妙なところかなぁ、と思います。

そりゃ、受験で必要とされる文法知識は過不足なくカバー出来たな、とは思います。

ただ、英文法の細かいところを一つづつ潰していった時、大まかに「あ、英語ってこんな感じなんだな〜」っていう勘どころには到達しませんでした。

文法を学んでも、ラダーブックが読めない?

どう言うことかと言いますと、2000語とか語数制限された本(ラダーブックスといいます)が読めない!みんな単語は知っているのに、どうして?というくらい、読めなかったんです。

結構悩みましたね。

そん時、ふと思い出したのが大学の法学の授業で学んだ「リーガルマインド」の考え方。

法律家は一条一条法律を覚えて運用する、その前に、法の趣旨や考え方なんかを大まかに持っていて、そこから一条一条の法律を理解する、そう言っていました。

法律と文法を同一視するわけじゃないんだけど、どちらもルールで英語にも「グラマーマインド」らしきものがあるのではないだろうか?そう考えたわけです。

ところでその頃、私は『國弘流 英語の話し方』って本を純粋な興味で読んでいました。

その本の中で、國弘先生が

中学校の英語の教科書を徹底的に音読しただけの生徒に辞書を使うことを認めたら、大学の入試問題を解けるんじゃないか?

というような趣旨を話しておられたんです。

大学受験の必要量の文法事項を満たしたはずなのに、ラダーブックス一冊満足に読めない自分にとって、この一文が妙に引っかかってきました。

中学校レベルの英文で、文法が分かった

そこで、30代のはじめ、2010年から2011年あたりに「一年で中学校レベルの英語を、國弘先生曰くの500回、音読してみよう」と思い立ち、実践したんです。

そうすると、不思議なのですが音読を重ねて重ねまくっているうちに、「この英文はどういう意味なのだろう?」「なんでこうなっているのだろう」という疑問が、音読している英文からバンバン吹き出してきました。

中学校レベルの英語ですよ。そんなもん軽い軽い!と侮っていたのが、実は自分が上っ面だけをさらっていただけだった、その事が分かり始めてきました。

その段階で、先述のFORESTを引くと、これが面白いように分かる。

のみならず、音読している英文はもう丸暗記していたので、この英文のこの英語用法はこれ!と「実例込みで英文法を理解する」事が可能になりました。

で、1年で500回の音読をやり通した後、ラダーブックスを読んだら、スラスラ読めたんです。あれだけ手こずっていたのがウソのように、です。

受験勉強では、この方法を取れたかなと後になって思い返したのですが、ここまで徹底的にやるにはやはり、それなりに時間が必要だと思います。少なくとも、一浪してやってた僕にこの方法を勧めるかどうかはかなり微妙だと思います。

文法そのものが問題として問われる上に、受験本番までに間に合うかがイマイチ自信が持てないので。

今、学習支援ではある程度の時間的余裕がある(なんと言っても中学生ですから)ので、この時の経験から音読を徹底する一方、単語や文法もきちんと教えていく方法を取っています。

文法単語を身につけながら音読で仕上げするイメージですね。幸い、今は上手くいっています。

文法はどこまでやるべきか?

で、最後に本題に戻るのですが、英文法は「どこまでやりゃいいんだ?」という問題の現段階での僕の答えは…

社会人としてなら中学校レベル+αでした。

とにかく中学校レベルの文法を実例込みで覚えること。必要ならば大学受験レベルの知識をちょい足しする。+αとはこのちょい足し分とお考えください。

ホント馬鹿らしいくらいシンプルな英文を音読し、そこで吹き出した疑問を英文法の参考書で当たり、理解していく地道な作業を繰り返す事で精一杯。全部を全部、身体に覚えさせるのは結構時間がかかるけど、その辺は自分で決めてくれ!

としか言えないです。

まとめ

英文法は細かいところの網羅の前に「中学生レベル」の基本事項が身につくと、高校レベルも「なんとなく」分かるようになる。

例文ごと覚えると、日本語の解説が腑に落ちるようになる。なので、文法は必ず英文暗記をセットにする。

とりあえず社会人なら、中学生レベル+αを。高校レベルで必要な知識は補っていく形で対応できる。

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