私が影響を受けていた本だった!日下公人『「逆」読書法』

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読書メモ
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この記事は、日下公人さんの『「逆」読書法』から、役に立ちそうなところをつまみ食いしていきます。

副題は「読まなくていい本を、読まずにすます方法」。1997年の発行ですから、私が大学生になった時の本です。

懐かしいなぁと思いました。というのも、私この本、大学生の時に読んでいましたので。

で、改めて読んでいると、この日下さんの本から結構影響を受けてるなぁ、と思いました。

内容も全然古くなってない、今でも使える本なんで、面白いところをつまみ食いしてみます。

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日下公人さんは柔らか頭な人

その前に著者の日下公人さんについて。

私が日下さんを知ったのは『平成日本のよふけ』というフジテレビの深夜番組を見ていた頃です。

この番組は、バブルが弾けて日本が元気なくなって、どうしようって時代に、世の中で功成り名を遂げたスゴイ人を読んできて、色んな話を聞いちゃおう!という、今のフジテレビに一番足らない明るさと楽観性を持って作られた深夜番組。

この日下さんがゲストに来て、「不景気になって物が売れない、っていうけど売り方が悪いんですよ」って笑いながら、「今一番元気なのは巣鴨のとげぬき地蔵ですよ。あそこは上に看板を掛けない。お年寄りは腰が曲がっているから道路に『あんみつ280円』と書いておけば、それ見てお年寄りがすーーーーってお店に入ってくる」みたいなことを話してました。

なんつーか、とにかく融通無碍というか、自在に柔らかなアイデアをポンポン話すから

「この人、面白いな」と本を読み始めたのがキッカケだったと思います。

すぐ役に立つことはすぐ役に立たなくなる

私、最近よく「学校で実学を教えるとかいうけど、すぐ役に立つことってすぐ陳腐化するんだよね~」とかいう事多いんですよ。

実際、昔私もパソコンでBASICやったけど、あんまり役に立たんかった。

でも、この本を読んでたら、自分で考えたことじゃなくて、日下さんの本を受けて影響を受けたんだな、と思いましたよ。

この本で言うすぐ役立つ、というのはビジネス本のベストセラーとか自己啓発ものとかですけどね。大体、みんなが知っていることは、どんなものでも値打ちが下がる。

先端の技術ってドンドン進歩するから、10年前のことでも古いとなってしまうけど、例えば文学なんかや哲学なんかは案外陳腐化しないんですよ。

「暗黙の大前提」にとらわれない

本を読む目的は、「暗黙の大前提」をぶっ壊すことにあると日下さん。

暗黙の大前提は考えることをせず「決めつけ」てサボっちゃうからと。だから、鵜呑みにしないで、裏を読んで考えた方がいいよ、と。なるほど、確かにそのとーりだ!と。

最近だったりすると、よく分からないのにPCR検査だ~とか、言ってる人なんかがそうで、要は考えるのをやめちゃってるから不安になってたりするだけなんだよね。

両極端の本を読んで、事実を自分でつかめ

これなんかは、思いっきり影響受けているなぁと。

例えば、私なんかが朝日新聞読んだりしていると「影響を受けはしないか?」と心配してくれる人がいたりする、とか。あるいは産経読んでると「アイツはネトウヨだ!」とか。

別に新聞社に思考を預けているわけじゃなくて、話半分で読んでいるだけなんですけどね、両方。

好きな本にしても、「佐藤優さんの経済系の話はマルクス経済学から一歩も出てないな」とか、色々様子を見ながら読んでたりします。

もともと、人間の認識は誰でも特有の歪みを持っているので、読み手の方が色んな意見を読んで「これが、大体合ってるとこじゃないかなぁ」なんて考えるのが一番狂いが少ないかなぁと思っています。

「読解力」を付けたければ、自分で書け!

今回読み直して、一番収穫だったのは、ココ。

自分でも思っていたのですが、30歳を過ぎたあたりから妙にニュースが深く読めるようになってきたな、と思うことがありました。

この頃には、新聞社で記事を書く仕事もチョクチョク回ってきたし、広告の仕事もある程度慣れたこともありますから、「どう書くか」というスキルの習得の中で、

新聞社がうまーく、自分のところに責任がいかないように、自分の言いたいところを書くところとかがやたらよく見えるようになったんです。

確かに、私はそんなズルテク使わないけど「どうしてこういう書き方になったか」は実際に書いてみたらよく分かるしな…

子どもを本好きにさせたかったら、自分が本を大切にしろ

これなんかは割と人にも言ってるんですが、

子どもが本好きの人で、本が嫌いな人ってあまりいないんじゃないかな。

私自身も両親のスチール製の本棚から、料理のレシピ本引っ張り出して眺めてたらしいから本があることが全然違和感がなかったのは確かなんです。

両親ともに高卒だったけど、お袋はパール・バックの『大地』とか夏目漱石の『こころ』とか読んでたし、親父は海音寺潮五郎とか、司馬遼太郎とか、山崎豊子とか読んでいましたね。

最後に

今回読み直してビックリしたのが、この本に書いてあることがちっとも古くなってないということ。時代を先取りするとか、そういうのでなく、本を読むということには時代を超える部分ってあるんだろうな、と思いますよ。

で、不思議なのは、なんで絶版なの?ってこと。

ヘンな読書法を読むなら、こっちの方が分かりやすいので。

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