お金の知識は、自分を救う!~『キミのお金はどこに消えるのか』

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この記事では、井上純一さんの『キミのお金はどこに消えるのか』を紹介します。

現在新型コロナウイルスの大型予算が次々に打ち出されていますが、

この次のフェーズでは必ず、財務省が増税の話を持ち出します

そのとき、「日本の財政が危機に瀕している!」とか、「孫子の代にツケを残すな!」とか情緒に訴えかけてくる展開が予想されます。

しかし、それは真っ赤な嘘!嘘は必ず無理な話が混じります。そして、基本を知っていればその無理が容易に見抜けるのです。

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義父と経済の話をした時…

私の義妹の実父は大変気さくな方で、娘婿である弟はもちろんその兄である私にも

大変興味を持って接してくれます。

両家のイベントに参加した後、私、弟との3人(実父は酒が飲めないので不参加)で「男の会」と称して飲みに行くこともままあります。

そんな、男の会で昨年末…ふとしたことから経済の話になりました。

ちょうど、消費税が10%に上がったころで私が「増税はするべきじゃなかった」と言ったら「なんで、国の借金が1000兆円あるじゃない?」との答え。

そこから、

「国の借金は実は国民の経済活動の裏付けになってる『政府の負債』」「財政再建したら、必ずデフレになる」「日本はギリシャには絶対にならない」

などを縷々説明しました。

義父(私も普段は『お父さん』と呼ばせてもらってます)はホント、聞き上手な方なんで、私もうんちく癖が大爆発してしまい、周りのことなんかお構いなしで、熱弁をふるってふと隣を見たら…

偶然中学校の同級生が飲んでたんです。

同級生君、にやりとして

「相変わらず難しい話してやがんな、と思ったよ」と言われ、素に戻った私。

熱血講師から、同級生にからかわれ汗顔の至りになって縮こまっている私を見て、義父と弟は大爆笑。

後で弟がいうには「お兄さん(義父は私をこう呼ぶ)はスゴイ!経済をよく勉強してる!!」と感心して話していたそうで、まーた独演会をやってしまった、と反省していた私は、ホッと胸をなでおろしました。

「お父さん」や同級生にも参考になる入門書、ないかなぁ?

一応政治経済学部の学士さまな私なんで、普段からその手の本を読んだり、株を買ったりして経済の仕組みを何となく理解できる、そんな程度なわけなんですが、義父の疑問に必ずしも適切に返せたわけじゃない。

同級生の一言が案外、フツーの感想かもわからない。でもね、この話はホント大事なんです。

最終的に僕たちが決めたこと(民主主義ですから)が20年後、30年後の社会に影響を及ぼす。

しかも、厄介なことにテレビや新聞といったメディアが報道することは基本的に間違っていることが多い。だから、見てる人が「何をいってるのか分からない」と思うのはある意味当然なんです。

で、経済学をかじった人間の実感としては、本格的にマクロ経済学をやろうとしたら偏微分とか、高等数学の知識がいるのですが、

ニュースの嘘ホントを見抜くくらいなら、基本的な知識で充分なんです。

だから、義父や同級生に「なんかいい入門書、ないかなぁ」と言われた時に、これがいいですよ!と即答できるような本を探すというのが、課題として頭の隅にありました。

そうしたら、あったんですよね。先日。

 

井上純一『キミのお金はどこに消えるのか』

読んでみて、「これ凄くいいなぁ」と感心しました。

『キミのお金はどこに消えるのか』のスゴイところ

作者の井上純一さんはマンガ『中国嫁日記』で有名ですが、実は海外で作ったグッズを日本で売る事業も手掛けています。

で、為替の影響で中国への送金がかさんでしまったと、中国人嫁の月さんにこぼしたとき、

「お金が減ってるって、誰が取っていったの?」と質問する、という話から、このマンガは始まります。

で、ここから、お金とは、経済とはっていうのを井上さんが奥さんに説明するという流れで、話は進んでいくのです。

この本を読んでて、「あ、井上さんすごく勉強してる」と思いました。基本的な事なんだけど内容が間違っていないというのは案外難しいものなんです。

あとがきを読んで納得したのですが、井上さんは事前に経済についてレクチャーを受けて、マンガを描き、それを専門家にチェックを受けて、場合によっては描き直しながら、作っていたそうです。

マンガで大筋が分かるように構成されていますが、企画の協力者、アル・シャードさんのコラムも適度に読みやすく、分かりやすくマンガを解説してくれているので、「うんうん」と納得しながら読みました。

マンガの中で地味に効いてる、と思ったのが随所に入る奥さんの一言。

冒頭で、いきなり核心を当てちゃったり、素朴な(だけど核心的な)疑問で、旦那をギクリとさせます。

月さんは、為替損を理解してないから、経済はあまり知らないと思うのですが、育ったのが高度成長を続けていた中国だったことが大きいと思うんです。

考えてみれば、日本はずーーーっと、経済成長率が底這いになってて、成長のイメージが分からなくなってる。私もそうですね。大人になってから、10年で給料が倍になった経験ないですから。

でも、月さんの中国では、それがあった。何もないところに高層マンションが建ったり、貧しい社会が徐々に余裕ができてきたり、といった経験がある。

なので、デフレまみれな日本人が「当たり前」だと思ってることを「それは違う!」と実例を挙げて反論してくる。

これがイイ感じで話を引っ掻き回して、マンガを楽しく読ませてくれるんですよ。

で、ひととおり読めば、基本的な知識はすべて手に入ると。これはいいなと思いました。

正しい知識を持つと、不安感がなくなる

私は、この本を

「国の借金はどうやって返すのか?」

「老後はどうなるのか」

「国家破産したらいけないから、消費税増税は仕方ないよね」

とか、そんなことを漠然と思っちゃう方にぜひおすすめしたい。

実は意外に簡単に問題は解決する。

むしろ、それをしなかったから今の日本の凋落ぶりが出ているわけで。

そして、私は遠からず財務省が「コロナ増税」を言い出すだろうと、警戒しています。そして、それがまた無用に日本を痛めつけて何の利益もないことが分かってる。

そんなことが分かるのは、別に学士を取るために学んだ経済学がなくても、このマンガを読めばスグわかります。

分からないから、落ちない空が落ちると言われてムダに不安になる。

未来に漠然とした不安を持つなら、このマンガを読みましょう。間違いなく、上に書いた「無用の不安」から解放されます。

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政府のバランスシートを作った高橋洋一さんが教える「数学アタマ」のつくり方…『キミのお金はどこに消えるのか』を読んで、興味を持ってくれた人におススメしたいのが、高橋洋一先生の本。この本はなんとなく、イメージに振り回されない数学の使い方を数学を高2から1時間も受けていない私にも分かるように書いてある本です。

 

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