群馬生まれ埼玉育ちの46歳、生まれて初めて「金ちゃんヌードル」を食べる!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

最近、北上尾のドン・キホーテに行くようになりました。

20代のころは、友人の真夜中のドライブに付き合って、よく宮原の店に行っていたもんですが、最近は別に行く必要もないかな、と思っていたのですが…これが行っちゃうんですよ。

なんでかっていうと「うまかっちゃん」の補充のために(笑)

全商品…とまではいかないが、オーソドックスな奴と馬油、高菜の味があって、ちょっとずつ買い足しては味見をしています。

そんな私が、ある日ふとカップ麺の棚を眺めていたら、こんなものがあってビックリ。

徳島製粉の「金ちゃんヌードル」です。

関西の方からすると「え?」と思うかもしれませんが、関東には中々売ってないんです。

大体こっちは日清食品の「カップヌードル」が圧倒的王者として君臨し、「サッポロ一番カップスター」と「明星チャルメラカップ」がそのすき間を縫う形で居場所を確保。

最近だとコンビニの企画ものがキワモノとして時折話題をかっさらう、といったアンバイで

この金ちゃんヌードル、フツーのスーパーではほとんどお目にかかれないのです。

私のよく行く某スーパーでは、袋タイプの金ちゃんラーメンを売っていて、これがサッポロ一番原理主義だった私の牙城を崩し、「醤油なら金ちゃんラーメン」と唸らせたのですが

その時も、この金ちゃんヌードルは並ぶことがなかった。

X(旧Twitter)をやっていると「金ちゃんヌードルも試して!」というお友達のメッセージも少なくなく、これはいつかは…と思っていた。

そんなわけで、一個160円の「金ちゃんヌードル」を試食用に購入したわけです。

カップの大きさはノーマルのカップヌードルと同じくらいかなぁという感じ。

カップヌードルと違い、スープとかやくを入れてお湯を注ぐスタイルみたいです。

早速作って食べてみることにしました。

スープはオーソドックスな醬油スープで、ガツンとしたところはないけど、これなら飽きない優しい味わいですね。

ビックリしたのは、麺の質。

カップヌードルをはじめとするこの手のほとんどのタイプが

ピラピラしたスナック感覚の麺ならば、コチラはしっかり噛み応えがある麺質。しかも麺が香ばしい感じがする。麺がスープのアシストを受けて、ドンとセンターに君臨するような感じで、食べててスゴク存在感を感じました。

私、ラーメンでも噛み応えのある麺がすごく好みなんでね。

フツーに売っている地域の人が「ぜひ試して」と言ったの、すごく分かった気がします。

 

ところで、この金ちゃんヌードルを調べていたら、徳島製粉さんは「金ちゃんヌードル」を沖縄向けの商品として開発したらしい。

で、この麺も沖縄の人の声を聞いて商品を作った、とか。

当時の沖縄県は農業従事者が多かったらしく、ひと仕事ついてからおもむろに食べる人が多かった、だから多少時間を置いても伸びにくい麺にして、こぼれにくいようにプラスチックの蓋を付けた、とのこと。

それが人の縁をたどってジワジワと販路を広げて、関東には東日本大震災後に徐々に進出してきたという話も面白かったですね。

我が家では、カップ麺はあまり置かないなんですけど、金ちゃんヌードルは2,3個常備しておこうかなぁと思っています。

【参考記事】

実は沖縄向けに生まれた「金ちゃんヌードル」。なぜ全国の“飛び地”でソウルフードなのか? - イーアイデム「ジモコロ」
1973年に発売された徳島製粉の「金ちゃんヌードル」。素朴ながらもクセになる、おなかに至上の喜びをくれるカップヌードルです。そんな金ちゃんヌードルが愛されている土地は、なぜか飛び地になっています。徳島製粉にその理由を聞くと、面白い話がたくさ...

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事が面白かったらTwitterリツイートやシェアボタンでの応援よろしくお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました