今のこども新聞が大人が読んでも勉強になるんでビックリした件

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先日の話、ふとしたことで『読売KODOMO新聞』を手に取ることになりました。

最初は軽い気持ちで読んでいたのですが、つい読みふけってしまい…こりゃ大人が読んでも面白いな!とビックリした次第です。

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読売KODOMO新聞とは、なんぞ?

長年、実家で読売を購読してましたが、子ども新聞の類って読んだことがなかった私。

公式ホームページによると、創刊は2011年3月。

今年でちょうど10周年だとか。小学館とのタイアップで新聞というより、雑誌っぽいけど

読んでいると結構読みごたえがあって、大人が読んでも面白い内容になってます。

いわゆるタブロイド判で、20ページ。毎週木曜日発行とのことです。

2021年2月25日号のトップは「寄付は助け合い」

新聞のトップというと、どうしても事件や出来事…というイメージがあるのですが、

頭は「寄付についての特集」になってました。

これが中々の力作で、小学校のためにとふるさと納税で寄せられたお金をどう使うか、学級会で話し合う様子が載せられています。

そこから「寄付はなんぞ?」ということを様々なテーマから集めてくる。

災害の時の募金にはじまり、古代米栽培の授業の元手をクラウドファンディングで集めた話、病気の人に、ウィッグを贈るためのヘアドネーションなど、「へぇ、そんなものまであるのか?」

と感心しきり。また、日本でも昔からお金を出し合う文化がある、という歴史的な説明があるかと思えば、

寄付をする人の割合が多いのは仏教国のミャンマーで、81%が寄付をしていると書いてあるのには、思わず「へぇ~」って思いましたな。

福島第一原発の裁判を分かりやすく説明!

東日本大震災は43歳の私にとってはついこの間の出来事だけど、

読者の小学生にとっては生まれた頃の話。

だから、というわけではないですが、10年という区切りを迎えるところで、東京電力と国の責任を問う損害賠償の裁判が行われているというニュースが3面。

この記事がしっかりしているのは、東京電力と「国」が被告なんで、地裁や高裁での判決がそれぞれ違うという事情も説明しつつ、最終的に最高裁で決まるという事実をもって、日本が三審制であるってことを説明していることですね。

三審制って確か、中学校の公民で習ったと思うので、結構難しいことを取り上げているな、と。

パーシビアランスのニュースは勉強になった

火星探査機「パーシビアランス」が火星に降りたことはニュースで聞いてたけど、

今回KODOMO新聞で読んだ内容が一番よく分かりましたね。

まぁ、私の頭が子ども並みだからかもしれませんが(苦笑)

今回の探査がどういった意図で、生命の痕跡をどう見つけるのか、そして

生命の痕跡をどう持ち帰るのか?という囲み記事も興味深い。

以前「はやぶさ」がリュウグウから岩石を持ち帰った時とは違い、火星は重力の大きさが違うのでより大きなエネルギーが必要で、

今回パーシビアランスは砂を集め、別の探査機でその砂を回収するんだそう。

アホな大人の私「あーなるほどね」と感心した次第。

小学生には結構難しめだね。いや、私がアホなだけか…。

時事用語も勉強になるわ~

6面の時事用語では

「クラウドファンディング」「高等裁判所」「三角州」「テニスの4大大会」など記事で使われた言葉の解説があり、切り抜いてノートに張り付けられるようになってます。

名探偵コナンのキャラが一言豆知識?みたいなことを言うんですけど、

「高等裁判所」のセリフがちょっと、毒が入っていまして…

「内乱罪の裁判はいきなり高裁でスタートするの…」

なんつー、濃い?内容だ!?知らなかったぞ、そんなこと…

内乱罪なんて、そんなレア罪中々お目にかかれないし(かかりたくもないが)。

なんだかんだで、面白いわ~~。

シュニッツェル作ろうかな…

料理のコーナーってのもありました。

カラー印刷がホントキレイ。料理作りたくなるわな

こん中で、やっぱり気になったのはドイツのシュニッツェルですなぁ…

昔食べて、めっちゃ旨かったから。意外に簡単に作れそうだから、こんどやってみよう、と。

大人が読んでもメチャクチャ面白い

最初、こども新聞って「分かりやすいけど底が浅い」と舐めてかかっていましたが、

意外や意外、結構詳しくて良く書いてありましたね。

原発の損害賠償なんかでも、整理してどこがポイントかをちゃんと書いてあるし

パーシビアランスの何がスゴイのか、とか読んで初めて理解したし。

なにより、すごく面白い。

これ、親子で読むのもアリだな、と思います。

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