この投稿では、教育評論家の尾木直樹さんが以前ラジオ番組で紹介していた「勉強が苦手な人のための勉強の段取り術」を紹介します。
個人的に私は、尾木ママの主張には小首をかしげたくなるものが多いんですが、
これは本当にそうだ!と納得しました。
勉強は闇雲にやっても中々上手くいきません。勉強の苦手な子は、このコツが中々つかめないから、ますます勉強が嫌になる。
だから、段取りをきちんとして正しい努力をすると、必ず力がつきます。ぜひ参考にしてみてください。
1.とりあえず、やる事リストを作る
できるビジネスマンも使っているTO DO リスト。やる事を絞って明確化させる事で、目の前の作業に集中して取り組めます。
これは勉強も同じ。
何となーく「勉強しなきゃ」だと何から始めればいいか、分からない。
そんなわけで、紙に「やろうと思う勉強リスト」を書き出す。
最初はごく大雑把に英語、数学くらいでいいみたいです。ただ紙に書き出すのは、必ずやった方がいいと思います。
⒉教科ごとに具体的な内容を決める
次は教科ごとにテキストを決めていきます。
それからどれくらいやるか、問題集の○○ページから××ページまで、とか細かく目標を立てていきます。
先程のリストに目標を書き足してもいいでしょう。私なら、3ページくらいを一単位として小分けします。
理由は、後ほど。
3.勉強は好きな科目から
目標を立てたら、早速学習開始!!
最初は比較的好きな科目から始めます。これは、マジでオススメです。
実際、私は大学受験の浪人生時代に、大得意だった世界史から始めていました。
どんなに気分が乗らなくても、比較的得意でサクサク進むと、なんとなく気持ちよくなって気分も乗ってくるからなんです。
何事もそうなんだけど、やり始めが一番エネルギーが必要です。
しばらく好きな教科をやって勢いが付いたら、課題だった英語や古文へ…とやることで「やる気」が出ない時も勉強を続けることができました。
また、長い時間ができるようになったら、1教科を何時間もまとめてやらずに、1教科1時間くらいを一コマとして、教科を変えつつサイクルさせて2回、3回とやるといいかなと思います。
そうすると、飽きません。
⒋目標の6割でOK!!
完璧主義の人ほど、「これだけしかできなかった」と考えがち。
でもここは「6割でOK!」と割り切って大丈夫!もちろん、もっとできたらそれに越したことはないと思います。
先ほど、3ページを1単位で小分けしたのは比較的短時間で達成できるから、成果が分かりやすいというのもあります。
成果が分かりやすいので「よし!やった!」と達成感も得られるのです。
また、難し過ぎて分からないことは、その前のレベルで何か、分からない場合も多いです。
この話を聞いていた野村邦丸アナウンサーも、「自分も中3の時、英語を中1レベルからやり直したら克服出来た」と話していました。
急がば回れ!は勉強でも成り立ちます。
5.出来たものはリストに○を付ける。
終わったら、1で書いたリストに○を付けていきます。
リストは、終わった先からチェックを入れていきます。「これだけやったんだ!」と成果を可視化(見える化)することで、ゲームのハイスコアを取った時のような面白さを得られるのです。
バッチリ出来たのは花マルをつけて、自分を褒めてあげてください。
まとめ
尾木ママ直伝の勉強法は
1.やることリストを作る
2.具体的な内容を決める
3.得意なことから始めて弾みをつける
4.目標の6割をまず目指す
5.出来たものからリストに○を付けていく
出来ない子は、「やっぱり出来なかった」という挫折を積み上げて、現在に至っているので、小さな成功体験を積み上げて「できた」という経験を積み上げることで、モチベーションを上げていく必要があります。
勉強のやり方が分からない方はぜひ、このやり方を試してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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