第一作の渋さがたまらない『必殺仕掛人』を堪能

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慌ただしかった年末の仕事も終わり、気が緩んだかちょっと鼻かぜ気味のブログ主です。

年賀状作りも済んで、とりあえず体を休めることに専念しております。

そんなわけでなんとなく契約したAmazonプライムで、興味のある映画やテレビ番組を見まくっております。

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必殺仕掛人が見たくて、ABCオンデマンドに加入

先日なんの気なしに『必殺仕掛人』と検索してみました。

最近はすっかりジャニーズ事務所の学芸会と化した感のある『必殺シリーズ』ではありますが、私の好みはハードボイルドな作風と、尋常じゃない悪役のえぐさがたまらない「初期必殺」のファンです。

特に『必殺仕置人』『新・必殺仕置人』はDVDボックスを買って見まくるほどハマりにハマっていました。

念仏の鉄を演じる山崎努の演技がたまらなくいいんですよね。

そのうち、私の「必殺ブーム」が冷めて、Amazonプライムを見るようになり…なんかないかなと思って検索したのが、必殺仕掛人(以下仕掛人)。

実は、まだ見てなかったな…と。

興味がないわけじゃなかったんですが、なぜか今まで見る機会がなくて。たまに思い出すんですが、近所のGEOにもないし…そんなわけで、ずー--っと先送りしていたんですよ。

そしたら、プライムビデオに、さらにABCオンデマンドに入ると見放題になる、という。

考えたら、追加料金399円で必殺見放題ってのはレンタルよりもお得なんで、いい機会なんで登録して見始めることになりました。

【参考】

「ABCオンデマンド」無料お試しの登録・申し込み方法(Amazon Prime Videoチャンネル) | 面倒な録画をやめたいなら動画配信サービス(VOD)
Amazon Prime Videoチャンネル「ABCオンデマンド」の加入条件や料金、無料体験の注意点、具体的な登録方法(申し込み手順)、無料お試しの解約を詳しく解説します。

必殺仕掛人とは、こんな時代劇

必殺シリーズ第一作の仕掛人は、池波正太郎原作の『仕掛人・藤枝梅安』をドラマ化したもの。

といっても、小説とは設定がかなり異なります。

まず、登場人物が違っていて、梅安の仲間というと

原作は、房楊枝づくりの職人彦次郎と、浪人小杉十五郎なんですが

ドラマ版は音羽の半右衛門という元締めと、西村左内という浪人になっています。

左から音羽屋半右衛門(山村聰)、藤枝梅安(緒形拳)、西村左内(林与一)…男くさい雰囲気がたまらん!!

これは、制作当時の『仕掛人~』がまだ連載開始から日が浅く、レギュラーの登場人物も足りなかったために、同じく池波正太郎の『殺しの掟』という短編から、半右衛門と西村左内を持ってきたという事情のようです。

そして、後のシリーズの元締めは仕事を直接行わないケースがほとんどになりますが、この仕掛人は時折自らも人を仕掛ける場合があります。

また『仕掛人 藤枝梅安』はその後何度も忠実な映像化がされていますが、こちらは必殺シリーズ第一作ということで、原作と別の作品と考えた方が

原作ファンはストレスを感じないで済むんじゃないかと思います。

必殺仕掛人の感想

今、少しずつ見ているんですが、のちの様式美に昇華していくシリーズと違って、ハードボイルドな雰囲気とデフォルメの極端に少ない感じがいい。

また、グルメで女好きな梅安を演じる緒形拳が、ひょうきんな表の顔から一転、ギラっと見せる怖さがなんとも言えないです。

音羽屋半右衛門の山村聰さん、これが虫も殺さないような穏やかな顔をしているのに、殺し屋の元締めで、

林与一さん演じる西村左内も、妻子を大事にする家庭的な人物なのに、仕掛人になるまでに3人辻斬りで人を手にかけている…など

「仕掛人」の表と裏のギャップをさらに際立たせることになっています。

また、のちの必殺シリーズみたいに超人的でないところも面白い。今第4話まで一気に見て、これから続きを見ようかと思っております。

今の時代劇って物足りない、という方に特におすすめです。見たい方はぜひ↓から。

【この記事に興味のある方はこちらもぜひ!!】

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