英語を勉強していて、1つの壁になるのがリスニング。
文字で読めても聞けないパターンは昔から多かったし、今も結構いるみたいですね。
そういえば、AMラジオでいつの頃からか、ス◯ードラー◯ングのCMがちょくちょく出て来るようになりました。
僕は、本業が広告なので、CMを聞くたびにどこが変わったか、何を避けているかを分析しています。
今度意識して聴いてみてください。
このCMで、英語が話せるとは一言も言っていません。売りである聞き取りも上達するかどうか。
ン十万払って使うことを考えるとコスパは極めて悪いです。
実はリスニングって、耳だけで上達させるものではないんです。
私以前、語学テープを擦り切れるまで聞きましたが、
そんな事より、音源をマネして中学校の教科書を音読した方がリスニング力は付きましたね。
つまり、聴覚だけを使うのではなく
文字を見る、口で発音する、それを耳で聞くという3つの器官をフル活用しないと、効果が限定的になるという事です。
聞こえ方も、聞くだけと音読では全然違いますよ。
耳だけに頼ってたころは、ずーっと集中して聞き続けていないと分からなくなりました。
集中力が切れると音の洪水に飲み込まれます。その後は全くダメ。
音読でリスニング力が上がった時はもっとリラックスしているのに、耳だけでリスニングしていた時よりも同じ音がゆっくりはっきり聞こえます。
これは、もうハッキリと分かるレベルなので、いかに音読がリスニング力向上につながるかを身をもって知ってからは、変な教材に手を出すことはなくなりました。
それまで100万円使ってしまいましたが(苦笑)そんな経験、みんなしたくないでしょ?だから一応ご忠告申し上げます。
半信半疑の方は、ちょっと古い教材ですが、講談社の「英会話ぜったい音読」の標準編か続標準編を試してみてください。
この本は、中学校レベルの英文が収録されていますが、実は勉強法を詳しく解説している前半部分がキモで、このやり方に忠実に従えば従うほど、効果が大きく出るようになります。
このやり方に従ってトレーニングしたら、きっと耳からだけでリスニング力を付けるより音読やった方がはるかに効果がある事を実感できます。
発音は、最初はモノマネでいいです。それでもある程度の効果がありますから。
でも、音源に出来るだけ近づけようとする努力はしてください。自己流の発音をしても力は付きません。
立川談志師匠の落語ではないですが、言葉も「リズムとメロディ」が大事です。これが分かると、格段に読みやすく、聞きやすくなります。中学校の教科書レベルでも、それが身につく。変なのに手を出すよりははるかに効果がありますから。
結論ですが
リスニング力を付けたいときは、楽勝で読める英語を繰り返し音読することです。
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