最近ちょっと気になっていたことに、ジャガー横田さんの息子さんの中学受験企画がありました。
残念ながら第一志望校は合格できなかったようですが、大学付属中学に合格したそうです。
私は一視聴者に過ぎないのですが家族ぐるみで受験に向き合う木下さん一家の姿にシミジミ
「親というのはありがたいものだなぁ」と感じました。
そういえば同世代の友人にも、受験生の親という人がチラホラ出てくるようになりました。
受験生本人よりも親が真剣に悩み、考えている姿には頭が下がります。ホントに大変だな、と感じます。
教科書、資料集は捨てないでとっておこう!!
小学校から、中学校へ。中学校から高校へ…
上の学校に上がる時に、当然ですが教科書も変わります。よほどのことがない限り、教科書のレベルは上がります。
新しい教科書が手に入った時、これまでのものはどうしますか?
現役の生徒さんは、教科書を捨ててしまおうとするかもしれませんが、
親御さんに一つ、ご提案します。
お子様の教科書を、大人のあなたが読んでみませんか?
私は子どもも嫁さんもおりませんので、書店で今の中学校英語と歴史の教科書を購入しました。
大人が今さら子どもの教科書を読むなんて…という方、甘い甘い!!
僕も読んで分かったのですが、これが実に面白い!その理由を3つ挙げてみます。
①カンタンなのに奥が深い
教科書は子どもが学ぶものなので、あんまり難しい表現はしません。
また、字だけで表現できないものはイラストや写真を駆使して「何とか分かってもらおう!」という工夫が随所に感じられます。
専門家の学者が頭を突き合わせて、練り上げられたものなので、内容も正確です。
世の中には入門書、と称してどこがだ!?っていう本も多いですが、中学校の教科書は文字通り入門書として偏りなく勉強できるのがすごい。
②問題意識があるから面白い
僕ら社会人はなんだかんだで、日々ニュースに触れたりするじゃないですか?
で、池上彰さんとかのニュース解説って、ついつい見ちゃったりします。
僕らは意識していないけど、中学生の頃よりもずーっと、知識も経験もあるんです。
そういう目で今の教科書を読んでみると、色んなニュースや話題につながる話があちこちにあります。というか、これまで分からなかったニュースがよく分かるようになります。
③今の子どもが何を教わっているか分かる
中学生を持つ親の世代と言えば、だいたい3、40代だと思います。中学校卒業してから20年は経つわけです。
その間に変わったこと、これが面白い!
私は25年ぶりに読んでビックリしたのが、肖像が変わっていたりするところ。武田信玄をご覧ください。昔はでっぷりとした恰幅のいいイメージでしたが、今の信玄はちょっと渋いイケメン?です。
また、歴史の教科書でプレゼンのやり方を教えていたことにも驚きました。
資料集めからまとめ方、その実例など、大人の僕にも結構役に立つ情報があります。
他にも、これは英語の教科書ですが落語の話や「エルトゥールル号遭難事件」から始まった日本とトルコの交流史とか、「阪神淡路大震災でのペットシェルター」の話なんてのも出てきます。
中学校の教科書なので、ちょっと頑張ればシンプルな英文なのに奥が深い、面白い話が読めます。
昔なら「テストに出るから覚えなきゃ!」とイヤーな気持ちになった人も多かったでしょうが
大人の場合、そんな心配も一切ありません。
また、大人になったら教科書を読んではいけない!という法律もありません!
ぜひ、親御さんにもご一読をオススメします!!
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