この記事ではDUO3.0の英文解説をsectionごとに行っていきます。
section 13 の英文の解説をやっていきましょう。「この英文を解説してほしい」というリクエストがあれば、随時追加して加筆していきますので、メッセージ欄からお気軽にコメント下さい。
146.Bob cut in on our conversation, saying,”I’m against it!”. But everybody ignored him.
本書のコメディ担当、ボブの英文ですね(笑)
saying” I’m against it!”は分詞構文で、前半の英文を書き換えると
Bob cut in on our conversation,and he said “I’m against it!”
になります。書き換え文が said になるのは、前の文のcut が主語がBob という「三人称単数形」の名詞であるのにもかかわらず、cut にs が付かない(cut は、過去形、過去分詞形も同じという動詞活用をします)からも分かります。
148.He saw someone being bullied,but he turned a blind eye.
being bullied は直前のsomeone を修飾する分詞の形容詞的用法です。いじめ「られ」ているので、be bullied 「いじめられる」のbe を分詞にしているのです。
151.I hate him! He behaves as if he were somebody.
as if は「話者のたとえ」なので、仮定法が使われます。仮定法は前も書きましたが「ありえないこと」を表します。つまり文中の彼は「(大した人物ではないのに)大物ぶる」という意味が込められているわけです。
仮定法の際 be 動詞には is でも am になる所でも were を用います。これは仮定法の見分けポイントの一つにもなっています。
例)I wish I were a rich man. (私が金持ちだったらなぁ…)
また、somebody が斜字体(イタリック体)になっているのは強調を表します。
154.The more stubborn you are, the more isolated he become.
2つの the more のせいで stubborn と isolatedという形容詞が語順を変えて前に出る「倒置」を起こしています。これは stubborn と isolated を強調する目的が込められています。
そして、これは現在形。主語の you は特定の人物を指しているものではなく、一般論的に考えていいと思います。
DUO3.0ユーザーの勉強の役に立つように注意点や学習のコツを『DUO3.0を50周してみた』にまとめていますので、困ったことがあったらご参照下さい。
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