この記事では、個人型確定拠出年金(iDeCo)で世界株式インデックス投信にリバランスなしで積み立てただけならどうなったか書いていきます。
iDeCoは難しい?とか損するんじゃね?
とか色々な意見がありますが、これまでの経緯と運用した時の数字をそのまんま公開します。
*この運用結果はあくまで、投稿者が実際にやった運用成績であり、また今後の状況で変わります。また、同じように運用してもコレと同じ数字にはならないことをあらかじめご了承ください。
iDeCoを毎月23,000円積立ててみる
iDeCoの運用を始めたのはちょうど4年前。
昔から投資は好きで、株式型投資信託を買ったり、株を買ったりしてました。
年金もやりたいな、とずーっと思ってましたが
会社が確定拠出型年金(DC)ではなかったんです。
年金はなんと言っても40年近い歳月での運用になるので、あれだけ長期間ならさぞ面白い運用ができるのにな…
と思ってたらiDeCoができた!
40歳近くなっての登場で「遅せーよ!」とツッコミも半分ありましたが
すぐさまSBI証券に口座を開設し、2017年1月から運用を開始しました。
*銀行でも、iDeCoの運用は出来ますが手数料が高いのでオススメしません。投資ではコストの圧縮が何よりも大事ですから。
積立額は私の条件MAXの毎月23,000円。
最初のポートフォリオは、
MSCIコクサイ(日本を除く先進国の株式を指標化したもの)のインデックスファンド…80%
TOPIX(日本)のインデックスファンド…20%
これだけでした。
ちなみにインデックスファンドは、日経平均株価やトピックスと言った株価指数に連動する様に作られた投資信託です。
選んだ理由は「運用成績は指数見れば分かるし、コストが安い」から。
投資対象を「先進国」から「全世界」株式に
そして2019年年途中から、
運用をSBIのオリジナルプランからカスタムプランに変更しました。カスタムプランの方が、投資信託の種類が充実していたので。
一旦投資信託を売却し、カスタムプランで新しく投資したのは、これ。
SBI・全世界株式インデックスファンド…100%
コレは先進国だけでなく新興国もカバーした「FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス」に連動するファンドです。
経済規模では先進国の後塵を拝していても、成長する国の力を取り込みたい。
このインデックスは、4700社の世界企業に投資し世界時価総額の98%をカバーします。
長年憧れてた「世界中の株式に分散投資」にほぼ近いことができるわけです。
世界株式の投資利回りは年4〜6%
今回は投資信託を一本に絞ったので、買いっぱなしでリバランスなどのメンテナンスが必要ないのもいいですね!
2020年2月14日、積み立てて3年間の結果は?
そして、2020年1月で運用4年目に突入!
毎月23,000円×12ヶ月×3年で、
総額828,000円を積立てたことになります。
そこから管理料その他を引いて運用2020年2月14日の金額は…
884,768円!
コレをカシオのサイトで複利計算で年利を計算したのが、コレ。
年利、+2.235%!!
とりあえず現段階では年率2.2%という数字を出しているということになります。
想定利回りよりは大分下回っていますが
米中の経済摩擦や新型コロナウイルスの感染拡大懸念があってのこの数字。
銀行で積み立てたら0.5%ですから、結構スゴいでしょ?
2021年1月27日、4年目の成果は?
そして2020年、アイツが世界を席巻します。
新型コロナウイルスこと、COVID-19。
歴史上においても、スペインかぜ以来100年に1度あるかないかの化け物が
世界経済を直撃しました。
しかし私は積み立て停止など微塵も考えませんでした。
むしろ「大きく値を落とす時に安値で仕込んでやろう」と待ち構えておりましたが、
各国の金融緩和策、経済対策が効き
株価は一時的には大きく落ち込みましたが、リーマンショック以上のスピードで株価が回復。
そして、まだコロナが猛威を振るう、
2021年1月27日現在…
投資額 1,104,000円に対し
手数料を差し引いて運用している、現在の資産額は1,310,800円になりました。
3年目と同様にコレをカシオのサイトで複利計算で年利を計算したものが下の写真です。
年利は4.3863%。
最初に世界株式で見込める利回りは4〜6%と申し上げましたが
まぁ期待通りのパフォーマンスに収まっている、と言えるでしょう。
コレが一年後、どうなるか?
来年も引き続き、運用を行うので、こうご期待!
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積み立て投資の基本は、この投稿で書いてある通りでやっています。
良かったら参考にしてください。
パンデミックも大恐慌も、大災害も乗り越えろ!弱者の投資法「積み立て投資法」
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